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本展の開催に合わせて、相田みつをのご子息で相田みつを美術館館長の相田一人氏が、「父にまつわる三つの誤解」と題し、新聞紙上に寄稿されました。こちらからPDFにてお読みいただけます
(6月27日(火曜日) 朝日新聞朝刊 10版 24面〔承諾書番号:A17-0867〕)


《にんげんだもの》1980年

「にんげんだもの」のフレーズで知られる相田みつを。広く人々に受け入れられた作品《にんげんだもの》はどのように生まれたのか―。
相田みつを美術館が所蔵する初期から晩年までの作品・資料を展示し、相田みつをの創作の全貌をご紹介する展覧会を開催します。


  相田みつを(1924-1991、本名 相田光男)は、心に響く数々の言葉で多くの人に感動を与え続けている書家・詩人です。栃木県足利市に生まれ、10代の頃から短歌、禅、書を学んでいます。歌人・山下陸奥に師事し、18歳頃に参加した秋の歌会で、曹洞宗高福寺の禅僧と出会っています。本格的に書を学び始めたのも19歳頃で、書家・岩澤渓谷に師事し、基本を教えられたといいます。
 20代の頃は、中国古典や北原白秋の詩などを題材にして、伝統的な楷書や書家風の様式によって作品を制作していましたが、30歳頃からオリジナルの詩、書を創作し始めます。戦中戦後の動乱期に青春時代を過ごした経験から、いのちの尊さや生き方、人との関わりをテーマにして、「自分の言葉」と「自分の書」による独自のスタイルを確立しました。そして、彼の作品が広く知られるきっかけとなったのが、1984年に出版された著書『にんげんだもの』(文化出版局)です。シンプルな言葉と飾らない書体、堂々と文字が配された構図は、鑑賞者に強く印象を残し、今なお存在感を放っています。
 本展では、相田みつを美術館が所蔵する代表作、初期から晩年までの書やろうけつ染の作品、愛用品・資料など約120点を一堂に展示します。言葉と文字の造形による相田みつをの唯一無二の作品が創作されていく全貌にせまります。
《しあわせはいつも》1990年   《わたしは今日の》1964年
すべて相田みつを美術館蔵

相田みつをについて

1924(大正13)年 栃木県足利市に生まれる。
1942(昭和17)年 旧制栃木県立足利中学校を卒業。
中学校の頃から短歌、禅に触れ、19歳頃より本格的に書を学ぶ。
1945(昭和20)年 宇都宮連隊に入隊、終戦まで通信兵の訓練を受ける。
1954(昭和29)年 第6回毎日書道展に入選し、以後、第12回展まで入賞し続ける。
足利市で第1回個展を開催。以後、各地で展覧会を開催。
1955(昭和30)年 この頃より、ろうけつ染の技術を学ぶ。
また、包装紙やしおりのデザインを手がける。
1966(昭和41)年 足利市八幡町にアトリエをかまえる。
1984(昭和59)年 60歳で初めての著書『にんげんだもの』(文化出版局)が出版される。
1991(平成3)年 67歳で永眠。

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 展覧会リーフレットをこちらからご覧いただけます。(PDF882KB)

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関連イベント

ギャラリートーク
  日時:7月1日(土曜日)午前11時~、午後2時~(各回約20分)
内容:相田一人(相田みつを美術館 館長)が父・みつをの作品を前にお話します。
場所:展示室 ※要観覧受付
記念講演会「一生勉強 一生青春~父 相田みつをを語る~」
  日時:7月2日(日) 午後1時~2時30分
講師:相田一人(相田みつを美術館 館長)
場所:光庭(美術館内1階) ※聴講無料(2階で聴講される場合は要観覧受付)
「にんげんだもの 相田みつを」展 作品募集中
相田みつをの詩の世界を自分のスタイルで表現し、美術館に展示しませんか?
書家で詩人の相田みつを。自分の言葉と自分の書による独自のスタイルを確立し、人間としての生き方や命の尊さを考えさせられる作品を数多く残しています。 相田みつをの詩から感じたことを自分のスタイルで表現し、美術館に展示してみませんか?
募集期間 平成29年7月7日(金曜日)まで
対象 市内小学校、中学校、高等学校に通う方
応募方法 美術館にご持参ください。学校でまとめて応募いただく場合はご連絡ください。応募用紙にご記入の上、添付ください。
規格 水彩画:大きさ八つ切り画用紙サイズ
書:半切1/2(348×682mm)程度まで
立体:一辺が50cm程度まで
展示期間 平成29年7月11日(火曜日)から7月30日(日曜日)まで
展示場所 下関市立美術館1階展示室
ご注意 ※作品の掲示には押しピンを使用します(角に穴が開きます)
※展示作品を返却希望の方は、8月8日~8月13日の開館時間中に受付までお越しください。
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展覧会概要

展覧会名 特別展「にんげんだもの―相田みつを」
会期 2017年7月1日(土曜日)~7月30日(日曜日)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 7月24日
会場 下関市立美術館
観覧料 一般1,000円(800円)/大学生800円(640円)
※()内は、20名以上の団体料金。
※18歳以下の方、70歳以上の方および高等学校、中等教育学校と特別支援学校に在学中の生徒は、観覧料が免除されます(いずれも公的証明書の提示が必要です)。


〈北九州市市政だより(7月15日号)に掲載された本展の観覧料表記について〉
関門連携コーナー「海峡の友」における「北九州市在住の65歳以上は無料」の記載は誤りです。詳細は、北九州市広報室にお問い合わせください。

主催 下関市立美術館 朝日新聞社 yab山口朝日放送
特別協力 相田みつを美術館
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