下関市立美術館の特色
|
●下関市立美術館は、市制施行(明治22年)90周年記念事業の一環として建設され、昭和58年11月19日に開館した芸術文化の施設です。
位置は、源平合戦終結の地、明治維新発祥の地として名高い関門海峡の東端の長府地区にあり、静かな紺青の海を望むことができます。 また、江戸時代、長府毛利藩5万石の城下町の入り口にもあたり、現在なおその面影をとどめる練塀や武家屋敷の長屋門、 藩主の菩提寺で国宝仏殿のある功山寺や、郷土史資料を保存展示する下関市立長府博物館、美術館に隣接した長府庭園(廻遊式日本庭園)などがあり、 美術館の周辺一帯は歴史と文化の観光ゾーンになっています。 |
![]() 外観
|
|
●下関市立美術館の外壁は、乳白色の凹凸タイルで仕上げられ、光の角度によってさざ波の絵模様を感じさせてくれます。
また館内は、天井のドームから光が降り注ぐ光庭を中心に4つの展示室があり、回廊をめぐって、それぞれの展示室を観覧することができます。
●所蔵品は、城下町長府で出生した“近代日本画の父”狩野芳崖の作品を中心に、 高島北海や、香月泰男など地縁の作家の優れた作品のほか、岸田劉生、岡鹿之助の名品、さらに古代オリエント美術品などの秀作も所蔵しています。 (平成18年2月現在の所蔵数約2000点) ★所蔵品の中からテーマを変えて、年4〜5回程度所蔵品展を開いています。常設展示はありませんので年間予定等でご確認ください。 ●1階の展示室、講堂、地階の造形室を、市民の創作・発表の場として利用していただくなど、親しみやすい開かれた美術館運営を目指しています。 |
![]() 光庭
|
基本方針
狩野芳崖 「懸崖山水図」
造形教室風景 |
■芸術文化の新たな創造の芽を育む創造と振興の場へ
下関市立美術館は、市制施行90周年記念事業の一環として建設され、昭和58年11月19日に開館しました。 以来、美術を愛好されるみなさんに親しまれるとともに、各方面の御好意を得て、コレクションも充実し、 芸術文化の創造と振興の場として、開かれた美術館づくりが進んでいます。 ■基本方針 1.下関出身の狩野芳崖をはじめ、優れた美術作家の画業を研究し、作品や資料を収集展示します。 2.下関市やその周辺地域の美術はもちろん、歴史や民俗にかかわる素材をもとに、地域性を超えた広い視野の企画展を開催します。 3.下関市の国際姉妹都市関係を主軸に、海外美術についても、広い視野と深い理解をもちます。 4.河村コレクションをよりどころに、近、現代の優れた美術作家の作品を収集し、展示します。 5.講演や講座、さらに友の会活動などを通じ、一般市民の教養の向上を推進するとともに、実技教室や市美展の開催によって、市民の創作活動を援助します。 |

