下関市入札監視委員会(第1回)審議概要

開催日時

平成17年2月21日 13:30

場所

下関市地方卸売市場唐戸市場 市場棟大会議室

委員

太田周二郎(大学教授)

岡孝(高等学校教諭)

中谷正行(弁護士)

山元太志(公認会計士)

審議対象期間

平成16年10月1日 〜 平成16年12月31日

審議対象総件数

 239件

    (抽出工事名称)

条件付一般競争入札

132件

都市計画道路武久幡生本町線道路改良工事(第二工区)

指名競争入札

80件

砂子多川都市基盤河川改修工事

随意契約

27件

下関港埠頭保安監視システム設備整備工事

指名停止等の運用状況

3件5社

議事概要及び委員からの意見・質問、それに対する回答等

議事項目、意見・質問

別紙のとおり

議事結果、回答

別紙のとおり

委員会による意見の具申又は勧告の内容

特になし


別紙

議事項目、意見・質問

議事結果、回答

「入札方式別発注工事総括表及び一覧表(報告)」

 

  • 金額が前年対比でかなり増えているのはなぜか。
  • 公営住宅長府古城団地J棟新築主体工事の2億5千万円等の大きな工事が多かったことが理由に挙げられる。
  • 指名競争入札はなくしていくのか。
  • 当面は,指名対象の設計金額を500万まで下げたので,様子を見てみたい。基本的にはなくす方向であるが,いろいろ検討する必要がある。

「都市計画道路武久幡生本町線道路改良工事(第二工区)」

 

  • 入札参加資格に総合評点850点以上とあるが,該当する業者数は,どのくらいか。
  • 40社程度である。
  • 入札参加資格の総合評点を850点なり900点なりに設定する基準は何か。
  • 要綱を基準にして,30から40社が参加資格を得られるように設定している。
  • 過去10年間での施工工事実績を求めているが,10年は長いのではないか。
  • あまり短くすると実績がなくなるということがある。特に特殊な工事の場合なくなってしまう。現状では,元請実績のみとしている。
  • 無資格とされた業者は,入札時に手持ち工事を4件以上持っていたのか。
  • 本件に応札する前に1件増えて低入札価格調査対象業者の手持ち工事件数の制限に該当したため,本件について入札参加資格を失ったものである。

「砂子多川都市基盤河川改修工事」


  • JRが認定した業者は何社あるのか。
  • JRと相談し市内業者で実績のあるものは6社であった。
  • 指名競争入札にしたということはJRがこの6社を推薦したようなものか。
  • 公募にしたとしてもある程度の参加数は見込めるが,他県市で施工実績があったとしても,JR下関と円滑に協議できるかどうかは別問題であり,本件のようなJR近接工事ではJR下関と十分協議できなければならない。
  • JR近接工事の範囲はどの程度までという基準はあるのか。
  • 重機が倒れたときに先端から軌道までが5mという基準がある。
  • また,施工現場(作業)が列車の運転士の視界に入る場合もJRとの協議対象となることもある。
  • JR近接工事かどうかは設計の段階で判断できるのか。
  • 事前にJRと相談している。可能性があるところは全て相談に行っている。

「下関港埠頭保安監視システム設備整備工事」

 

  • プロポーザル審査委員会の委員は固定されているのか。
  • 案件ごとに委員を決めている。
  • 提案者の経歴及びその能力という項目で0点となっているのはどういう意味か。事業能力はある程度有しているものではないか。
  • 公募により募集しており,その中で書類審査により点数を付けている。点数は,0,5,10の3段階評価で,0は「劣っている」に該当する。
  • この審査結果は情報公開の対象となるのか。
  • 会社名は公表しない。会社名が特定できないことを前提に公開の対象となる。
  • プロポーザル方式による場合においてもコストパフォーマンスは考慮しているのか。
  • 考慮している。