○下関市救護施設の管理等に関する規則

平成17年2月13日

規則第89号

(趣旨)

第1条 この規則は、下関市救護施設の設置等に関する条例(平成17年条例第145号。以下「条例」という。)により設置された救護施設の管理運営について、生活保護法(昭和25年法律第144号。以下「法」という。)第46条第1項の規定に基づき、必要な事項を定めるものとする。

(入園定員)

第2条 下関市梅花園(以下「園」という。)の入園定員は、60人とする。

(園職員)

第3条 条例第4条の規定により園の管理を行う指定管理者(以下「指定管理者」という。)は、園に生活保護法による保護施設事務費及び委託事務費の取扱いについて(昭和63年5月27日付厚生省通知)別表(1)救護施設の表に定める職員(以下「園職員」という。)を置かなければならない。

(入園の手続等)

第4条 実施機関が、園に対して入所の委託をしようとするときは、次に掲げる書類を市長に提出するものとする。

(1) 入園委託書

(2) 保護台帳の写し及び保護記録

(3) 戸籍謄本

(4) 医師の作成した健康診断書

(5) 保護義務者又は身元引受人の同意書

2 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、入園を承諾しないことができる。

(1) 入園定員を超えることとなるとき。

(2) 保護を必要とする者が感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)第6条第1項に規定する感染症(以下「感染症」という。)の患者で、当該感染症がまん延するおそれがあるとき。

3 市長は、入園の承諾又は非承諾を決定したときは、当該実施機関に対して入園承諾(非承諾)決定通知書(様式第1号)により通知するとともに、入園を承諾した場合には、入園決定通知書(様式第2号)及び入園委託書の写し、その他市長が必要と認める書類を園長(前条の規定により園に置かれる施設長をいう。以下同じ。)に送付する。

4 入園を承諾された者(以下「入園者」という。)は、誓約書(様式第3号)を市長に提出しなければならない。

(入園者への説明)

第5条 園長は、入園者に対して入園時に、園の目的、保護の要旨、在園中の心得その他必要な事項を懇切に説明しなければならない。

(適正措置)

第6条 園長は、入園者に対して速やかに心身の状態、経歴、教養の程度、技能その他身上に関する調査を行い、給与、医療、日課、居室の配置その他保護指導上当該入園者に適合する措置をとるものとする。

(退園)

第7条 入園者が園を退園しようとするときは、退園申出書(様式第4号)を園長を経由して市長に提出しなければならない。

2 園長は、入園者から退園申出書が提出されたとき又は入園者に保護の変更、停止若しくは廃止を必要とする理由が生じたと認めるときは、直ちにその旨を市長に届け出なければならない。

3 市長は、前項の届出があったときは、その旨を当該実施機関に通知するものとする。

4 市長は、入園者が次の各号のいずれかに該当する場合は、当該実施機関と協議し、保護義務者に通知のうえ、退園させることができる。

(1) 建物その他の設備を故意に損壊し、又は他に持ち出したとき。

(2) 常にけんか、口論、暴行、破廉恥行為をなし、みだりに飲酒して他人に迷惑を及ぼすとき。

(3) 法令に違反し、又は治安を乱すおそれがあると認められるとき。

(4) 感染症その他悪質な疾病にかかり、これらのまん延のおそれがあるとき。

5 市長は、入園者の退園に際し、当該実施機関に退園通知書(様式第5号)を送付するとともに、園長に解除通知書(様式第6号)を送付するものとする。

(死亡通知等)

第8条 園長は、入園者が死亡したときは、死因、死亡の日時、場所その他必要事項を速やかに市長に届け出なければならない。

2 市長は、前項の届出があった場合には、速やかに保護義務者その他適当と認めた者及び実施機関に通知しなければならない。

3 慰留金品のある場合には、当該実施機関に届け出てその指示に従わなければならない。

(処遇の原則)

第9条 入園者の処遇については、その心身の状態に応じた快適で規律ある生活に親しませ、明るい環境のもとにその生活を営ませるものとし、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により差別又は優先的な取扱いをしてはならない。

(給貸与品)

第10条 入園者は、所要の寝具、衣料品及び日用品を携行しなければならない。ただし、携行することができない者に対しては、法により定められた基準の範囲内で寝具その他の品物を貸与又は支給するものとする。

(居室の定員等)

第11条 園の居室の定員は、原則として1人2畳以上とし、男女別々に入所させるものとする。

(園の処遇方針)

第12条 園職員は、次に掲げる事項を遵守し、入園者の健康で文化的な生活条件の維持と向上を図るとともに、園を適正に運営しなければならない。

(1) 親愛の情をもって入園者の生活指導をするとともに、処遇又は一身上の事情について相談を受けるため、随時、入園者と面接するように努めること。

(2) 入園者に対し、常に余暇を善用する習慣を養うとともに、娯楽及び慰安用具の設置に留意して、健康で文化的な生活条件の維持と向上を図るよう努めること。

(3) 入園者の給食については、できるだけ変化に富み、健康を維持するのに必要な熱量及び味覚に留意すること。

(4) 給食の調理のため、献立表及び給与量表を作成し、食事の品名、分量等を明示すること。

(5) 常に入園者の保健衛生に留意し、健康診断を年2回以上実施し、その結果を記録すること。

(6) 病弱者にあっては、園において診療を行い、必要に応じて静養室に入室させる等の措置を講じること。

(7) 入園者に対して週2回以上入浴させ、常に身体の清潔の保持に留意すること。

(8) 入園者の作業を実施する場合には、入園者の年齢、性別及び体力に応じてその作業量と作業時間を調整し、必要に応じて医師の意見を徴し、計画を定めること。

(9) 入園者が自由に利用でき得る新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、図書、囲碁、将棋、運動用具等を備え付けておくこと。

(10) 入園者の教養、娯楽、親睦を図るため、適宜レクリエーションを実施すること。

(11) 入園者の日常生活について日課を定め、入園者の健康状態その他を考慮してこれを行わせること。ただし、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制してはならない。

(入園者の遵守事項)

第13条 入園者は、他に定めのあるもののほか、次に掲げる事項を守り、園の運営が円滑になされるよう努めなければならない。

(1) 園職員が行う指導、調査及び日課表による指示に従うこと。ただし、健康その他の事由によりその指示に従うことができないときは、園長の承認を受けること。

(2) 団体生活の秩序を保ち、相互の親睦と融和に努めること。

(3) 給貸与品は、大切に保存及び使用すること。

(4) 指定された居室を勝手に変更しないこと。

(5) 所持金その他貴重品は、園長に届け出てその指示を受けること。

(6) 火災、盗難の防止及び感染症の予防に自ら努めること。

(7) 外出しようとするときは、その都度要件、行先、帰園予定時間を園長に届け出てその承認を受けること。

(8) 外来者と面会しようとするときは、園長の承認を受け、指示された場所において面会すること。

(9) 一身上若しくは園内生活等に関し、相談又は意見のある場合は、園長に申し出ること。

(10) 身分その他すべての事項に関して異動が生じたときは、園長に届け出ること。

2 入園者は、この規則に定めるもののほか、入園者の保護及び指導その他園の管理に関して園長の指示に従わなければならない。

(園の管理及び防災対策)

第14条 指定管理者及び園職員は、災害防止及び入園者の安全を守るため、次に掲げる事項を遵守し、園を適正に管理しなければならない。

(1) 園の管理に係る業務において知り得た秘密及び入園者の個人に関する秘密を他に漏らさないこと。

(2) 園内の清掃、整備及び環境の清潔美化に努めること。

(3) 調理担当者については、少なくとも毎月1回衛生検査を実施すること。

(4) 消火器、消火用水、非常口、警報その他防災に関する設備を設け、常に完備しておくこと。

(5) 屋内配線、煙突、壁等の発火しやすい箇所の点検を随時行うこと。

(6) 非常災害に対処する具体的な実施計画を立て、所轄消防機関と密接な連絡をとり、避難、救出及び消火に対する訓練を月1回以上行うこと。

(経理)

第15条 指定管理者は、園の運営に伴う一切の収入及び支出を記録して収支の状況を明らかにしなければならない。

(帳簿の整備等)

第16条 指定管理者は、園の管理、入園者及び会計経理に関する帳簿等で、市長が別に指示するものを整備し、保管しておかなければならない。

(その他)

第17条 この規則に定めるもののほか、園の管理運営について必要な事項は、市長が別に定める。

附 則

(施行期日)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の日前に、下関市救護施設の管理等に関する規則(平成12年下関市規則第43号)の規定によりなされた手続その他の行為は、この規則の相当規定によりなされたものとみなす。

附 則(平成17年10月21日規則第384号)

(施行期日)

1 この規則は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この規則の施行の際、下関市救護施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例(平成17年条例第424号)による改正前の下関市救護施設の設置等に関する条例(平成17年条例第145号)の規定により管理を委託している下関市梅花園に置かなければならない職員については、平成18年9月1日(同日前に地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき下関市梅花園の管理に係る指定をした場合は、当該指定の日)までの間は、なお従前の例による。

3 この規則の施行の日前に、この規則による改正前の下関市救護施設の管理等に関する規則の規定によりなされた手続その他の行為は、この規則の相当規定によりなされたものとみなす。

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下関市救護施設の管理等に関する規則

平成17年2月13日 規則第89号

(平成17年10月21日施行)