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水の四文字熟語
 

行雲流水(こううんりゅうすい)下関市社会福祉協議会会長 石川 啓

 「春宵一刻直(あたい)千金」という有名な言葉があります。宋の詩人蘇軾(そしょく)の「春夜」という詩の第一句です。「花に清香有り、月に陰有り」と第二句が続きます。おぼろ月のもとに漂う清らかな花の香り、千金に値する春の宵の様子を描いて絶妙です。蘇軾は号を東坡(とうば)といい、博学宏才、儒佛道の三教に通じており、詩文の他に書画にも優れ、北宋第一の文化人といわれています。「行雲流水」は、その蘇軾が友人の謝民師に宛てた書の中で、謝民師の文章に対して、次のように評したことに由来しています。「あなたの詩賦や文章は、行雲流水のごとく、形式にとらわれず、流れるままに流れ、しかも止まるべきところにはきちんと止まっています。思想や言葉はまことに自然に表出され、その描写はとても自由で生き生きとしています。」行雲・流水は文字どおり空行く雲と流れる水、どちらも作為のない自然のままの流れを象徴しています。自然で伸びやかな文章のたとえ、あるがままの自然な生き方のたとえ。また何事にも執着せずに自然の成り行きに任せて行動することのたとえとして用いられます。さらに雲水と略して、諸国を行脚して修行を積み重ねる禅僧のたとえとしても用いられています。

出典 宋・蘇軾「答謝民師書」
参考 中国故事成語大辞典東京堂出版
新明解四字熟語辞典 三省堂

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