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シリーズ
 
 
 下関市水道料金と下水道使用料と公営企業
 
 1958年(昭和33年)に事業開始した下関市の下水道事業は、2008年(平成20年)をもって50年を迎えました。下関市の下水道事業のあゆみと、今後についてご紹介します。
1 下関市の下水道のはじまり
 下関市の下水道は、昭和33年に事業認可を受け、旧市街地を中心として総事業費8億5千万円で事業を開始し、翌年から下水道管渠の布設工事に着手しました。
 そして、昭和40年に下関市で最初の下水処理場として、筋ヶ浜終末処理場において汚水処理が開始されました。
 その後、整備区域の拡大を図り、平成17年の市町合併を経て、公共下水道事業で整備する5処理区と、特定環境保全公共下水道で整備する2地区に分けて下水道の整備を進めています。

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▲下水道管渠布設工事

2 整備概要と成果
使用水量例 今後、全市域71,606haのうち、全体計画面積6,447.5haについて下水道の整備を予定しております。
 平成19年度末までに3,966.5haの整備が完了し、終末処理場7ヵ所、中継ポンプ場21ヵ所を有しており、管渠の延長は約800qにも達しています。
 下水道の整備の進み具合を表す指標に普及率があります。
 普及率とは、市内全体の人口のうち、どのくらいの人が下水道を使えるようになったかを示す割合です。
 平成19年度末現在、下関市の下水道普及率は64.6%となっています。
[参考:全国平均71.7%、山口県55.7%]
 下水道が整備されることにより、目を見張って改善されるのが水質環境です。環境庁によって平成元年に行われた全国約2,400ヵ所の河川の水質調査で、全国ワースト3位の汚れた川として知られた武久川は、地域住民の熱意と下水道整備の効果が発揮され、現在は水質汚濁に係る環境基準を達成するまでにきれいになりました。
 こうした効果は、下水道整備を推進中の地区にある綾羅木川や友田川についてもみられます。
 このように、私たちが健康で快適な生活を営み、美しい自然や環境を保全するためには、下水道はなくてはならないものとなっています。

3 これからの下水道
 近年、人口減少時代への突入、地球温暖化等の広域的な環境変化への対応、財政的な制約など、下水道を取り巻く諸情勢が大きく変化してきました。このような状況のもと、私たちはこれまでの下水道の機能に加えて、循環型社会を見据えた、健全な水循環や資源循環を創り出す新たな下水道としての「循環のみち」の実現を目指しています。
 厳しい財政状況ではありますが、下水道を待ち望んでおられる市民の皆様の要望に応えるためにも、なるべく早期に未普」及地域の解消を図っていきたいと考えています。
 普及促進と同時に、それに伴う新たな課題も生じてきました。
 毎日過酷な条件にさらされて、老朽化する下水道施設が順次増加しており、これら施設の再構築に向けた取り組みが必要になってきています。また、良好な環境への回復のために、高度処理による水質改善にも力を入れていかなくてはなりません。
 積極的に取り組むべき下水道の新たな役割としては、資源の有効利用を図る必要があり、下関市では、処理水や下水汚泥の有効利用を図っています。下水処理場内で使用する用水の大部分は、処理水を更に処理した再処理水を使用しています。
 また、下水汚泥については、平成18年度より従来の焼却を廃止して、下水汚泥のセメント原料化(セメントの原料として粘土の替わりに下水汚泥を使用)を行なっています。
 この半世紀、私たちは下水道の普及拡大を重点的に行い生活環境の向上に励んでまいりました。

 社会状況が大きく変化する中で、下水道が今後も安全・安心かつ快適な市民生活の実現に寄与し続けていくためには、今後の下水道整備のあり方と取り組みを市民の皆様に示し、下水道事業に対する認識とご理解を得ることが重要であると考えております。
 このことを踏まえ、現在、「下関市下水道中期ビジョン」の策定に取り組んでおり、「循環のみち」の実現を市民の皆様と一緒に推進していきたいと考えています。


▲下水汚泥のセメント原料への利用
 

 

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