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美術館の臨時休館に伴い、特別展「久保修 紙のジャポニスム~Kirié 線のかたち~」は、8月25日をもちまして終了となりました。来館をご予定くださっていた皆様には深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。


久保修《トマト》2016年 アトリエ蔵
久保修《ふるさとの春》2018年 美祢市蔵

 山口県美祢市出身で国際的に活躍する切り絵画家・久保修(1951-)。久保は大学の建築学科でパースを制作するなかで、紙を切る面白さを知り、独学で切り絵の制作を始めます。<和紙>をベースにパステルやアクリル絵の具、砂、布などを組み合わせた独自の技法と表現で新しい切り絵の世界を描き出しています。
 久保は1995年の阪神・淡路大震災で被災し、自然災害が歴史、暮らし、人々の心に大きな傷跡を残す様子を目の当たりにしました。それ以降のテーマを「紙のジャポニスム」とし、国内各所の移り変わる四季折々の風物詩、食材などの生命力にあふれた瞬間を切り取った作品を発表しています。
 2009年文化庁文化交流使に指名された久保は、以後国外において展覧会、ワークショップなどの取り組みを精力的に企画し、切り絵を通して日本文化を伝える活動を行なってきました。また日本国内では、缶ビールや京都銘菓八つ橋のパッケージデザイン、切手、年賀状のデザインを手掛けるなど多方面で活躍しています。
 2019年山口県文化功労賞、同年文化庁長官表彰を受賞し、現在もなお切り絵の普及や表現の可能性を探求し、果敢に制作活動を続ける久保修。作家活動50周年の節目を迎えるにあたり、郷里山口県での記念展として、初期の作品から近作まで幅広く紹介いたします。

関連イベント


オープニングイベント①
久保修トークショー

日程:7月17日(土)、18日(日) 各日10時~(約1時間)
定員:各日30名

オープニングイベント②
久保修サイン会

日程:7月17日(土)、18日(日) 各日11時30分~、14時~
定員:各回50名(事前申込不要。当日、売店にて久保修関連書籍をご購入の方に整理券を配布します。)

A 切り絵スタンドづくり
ランプとしても使える切り絵のスタンドを作ります。黒紙の下に下書きをうつして、ペンナイフ(カッター)でモティーフを切り出していきます。ろうそく型のLEDライト付きです。
日程:7月24日(土) ①10時~ ②14時~
対象:小3~小6
定員:各回10名
参加費:500円
⇒定員に達しました

B はじめての切り絵
カラー画用紙や折り紙をはさみで切って台紙に貼り付けます。(カッターは使いません)模様切りだけでなく、〇△□や自分で描いた線をなぞってモティーフを切り出し、台紙に貼り付け、初めての切り絵を作ります。
日程:7月29日(木)、8月1日(日) 各日①10時~ ②14時~
対象:午前…年中・年長、午後…小1・小2
定員:各回5組(保護者同伴)
参加費:300円
⇒定員に達しました

C 切り絵講座
A4サイズの作品を作ります。下書きを反転させ、黒紙の裏(白色)にうつします。線に沿ってペンナイフで切り出し、最後に白色の台紙に貼り付けて完成です。
日程:8月4日(水) ①10時~ ②14時~
対象:小3~小6
定員:各回10名
参加費:300円
⇒定員に達しました

申し込み方法
美術館受付または電話にて、イベント名、氏名、連絡先(電話番号)、学年(年齢)をお知らせください。それぞれ定員になり次第締め切ります。
※年中~小2は保護者同伴(1組に参加する子供は2人まで)

美術館主催の講座は定員に達しましたが、KRY主催による切り絵のワークショップもございます。
よろしければご参照ください。

【24時間テレビ44 久保修 チャリティーワークショップ】  
開催日:8月6日(金)~8日(日)・20日(金)~22日(日)・27日(金)~29日(日)  
開催時間:各日10:30~、14:00~の2回  
開催場所:下関市立美術館・展示室4 
問い合わせ…山口放送企画事業部 0834-31-9300  
※ご参加には、参加券が必要です。KRYホームページよりお求めください。     https://kry.co.jp/event/2021/275.html
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ご来館にあたってのお願い

当館では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下の対策を行っています。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 開館中の新型コロナウイルス感染症対策について


【次に該当するお客様は、入館をご遠慮ください】

  • 発熱のある方
  • 咳・咽頭痛などの症状がある方
  • 過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国、あるいは地域への訪問歴がある方

【ご協力のお願い】

  • 入館の際は、マスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。
  • 観覧受付時に、氏名、連絡先の記入をお願いしております。
  • 他のお客様と十分な距離(2メートル程度)を取るようにしてください。
  • 体調不良のご様子がうかがわれるなど、場合により検温を実施することがあります。(検温で一定値以上の発熱がある場合は、入館をお断りすることがあります。)
  • 展示室内、エントランスホール等の休憩スペース、図書閲覧室その他では、対面での会話を避けるなど、会話に当たって平素以上のご配慮をお願いします。
 展覧会リーフレットをこちらからご覧いただけます。(PDF1.45MB)
*リーフレットをご覧になるにはAdobe Acrobat Readerが必要です。下のアイコンをクリックすると、無料でダウンロードすることができます。

展覧会概要

展覧会名 久保修 紙のジャポニスム~Kirié 線のかたち~
会期 2021年7月17日(土曜日)~9月5日(日曜日) 臨時休館に伴い、終了しました
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(振替休日の8月9日は開館)
会場 下関市立美術館
観覧料 一般1,000円(800円)/大学生800円(640円)
※()内は、20名以上の団体料金。
18歳以下の方、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学の生徒は、観覧料が免除されます。下関市内に居住する65歳以上の方は半額が免除されます。(いずれも公的証明書の提示が必要です)
観覧料減免の詳細については、こちらをご覧ください。
主催 下関市立美術館  読売新聞社 KRY山口放送
協力 美祢市 久保修切り絵ミュージアム
企画協力 イムラアートギャラリー
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