下関市立美術館


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下関市役所本庁舎新館の出張展示のご案内

市役所本庁舎新館1階エレベーターホールでは、美術館の所蔵する美術作品や資料の展示を行っています。お近くにお寄りの際は、ぜひお立ち寄りください。



 現在の展示

有馬周三《濡れる群像》

[作者・作品情報]

 作者の有馬周三(ありま・しゅうぞう 1918~1997)は、戦後から一貫して下関の美術教育と美術文化振興に尽力した人物です。山口県佐波郡防府(現・防府市)に生まれた有馬は、台北第一師範学校を卒業後、台湾の美術展で台湾総督賞を受賞し、美大行きを決めます。そして帝国美術学校に入学し、卒業後は山口県立豊浦中学校に美術教員として勤務しました。戦後、豊浦高校と改組されたのちも引き続き同校に勤務し、その後長府高校にも勤務します。教鞭をとりながらも自身の画技研鑽を怠らず、国画会に出品したのち、第一美術協会の会員となり、制作活動を続けました。
 《濡れる群像》は、大きな噴水とその外縁に置かれた群像を描いたものです。異国情緒を感じさせる本作ですが、制作された前年、有馬は8度目の渡欧をしており、そこに着想源を求めることができるかもしれません。
 画面右奥から吹き上がる水しぶきが手前の群像を濡らしています。画面からあふれ出んばかりの豊富な水と、ややもすると画面の外まで水しぶきが舞いそうになる様子が、鑑賞者を涼やかにしてくれます。
 なお本企画は、下関市立美術館 所蔵品展№143特集「夏休み! 美術館でクールな体験」(8月1日(水曜日)~9月9日(日曜日)まで)の関連展示です。


〔展示期間〕
平成30年7月24日(火曜日)~8月31日(金曜日)
開庁時間内=8:30~17:15 ※閉庁時はご観覧いただけません。


 これまでの展示

期間 展示内容
2018年
6月12日~7月20日 香月泰男《パリの屋根A》《パリの屋根B》
5月1日~6月8日 狩野芳崖資料紹介
3月26日~4月27日 彫刻家・植木茂の木の造形
―《民家》シリーズ―
2月13日~3月23日  古舘充臣の風景画
1月4日~2月9日 (複製画)狩野芳崖《月梅図》
2017年
11月13日~12月27日 上田久之《ラジオを聞く女》
10月3日~11月10日 関門橋を描いた現代版画
【前期】7月31日~9月1日
【後期】9月4日~10月2日
特別展関連展示
杏橋忠次郎の植物画
6月26日~7月24日 現代版画―モノクロームの表現
【前期】4月24日~5月26日
【後期】5月29日~6月23日
フランスの世紀末ポスター
【前期】テオフィル・アレクサンドル・スタンラン《猫》
【後期】ウジェーヌ・グラッセ《装飾美術展ポスター》
3月21日~4月21日 香月泰男の版画~春の花といきもの~
2月6日~3月17日 特別展関連展示 装幀家としての岸田劉生
~『劉生図案画集』(大正10年)より~
2016年12月26日~
2017年2月3日
池上 秀畝《双鶏・両兎図》
2016年
11月29日~12月21日 サラ・ブレイヤー《夜の真珠(関門橋)》
10月18日~11月25日 狩野芳崖《谿間雄飛図》(複製)
8月23日~10月14日 植木茂《トルソ》
8月2日~8月19日 「山の日」制定記念/期間限定公開
「高島北海が描いたロッキー山脈」
6月28日~7月29日 伊東深水《浴後》
4月26日~6月24日 特集「赤間硯の世界 堀尾卓司・堀尾信夫父子と一門の仕事」
4月4日~4月22日 狩野芳崖《朝陽遊牧図》/橋本雅邦《夕陽帰牧図》
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