下関市立美術館


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下関市役所本庁舎新館の出張展示のご案内

市役所本庁舎新館1階エレベーターホールでは、美術館の所蔵する美術作品や資料の展示を行っています。お近くにお寄りの際は、ぜひお立ち寄りください。



 現在展示中の作品

(複製画)狩野芳崖《月梅図》

〔展示作品〕

(複製画)狩野芳崖《月梅図》

原画の制作年 1884年(明治17年)頃
原画の所蔵者 ボストン美術館

〔作品・作家について〕
狩野芳崖 かのう・ほうがい
文政11年(1818)~明治21年(1888)

 平成30年(2018)は、下関が生んだ「近代日本画の祖」狩野芳崖の生誕190年・没後130年にあたります。「明治150年」という節目とも重なる新年の出張展示の幕開けに、芳崖についての資料(複製画)をご紹介いたします。
 狩野芳崖は文政11年に長府印内で生まれました。長府藩の御用絵師として活動し、維新後の明治10年(1877)東京に移住、アメリカ人学者アーネスト・F・フェノロサと出会い、明治日本画壇の表舞台に登場します。フェノロサ、岡倉天心らとともに新しい時代に即した日本画の実践に取り組み、東京美術学校の開校準備にあたりました。絶筆となった《悲母観音(ひぼかんのん)》(重要文化財・東京藝術大学所蔵)などを遺し、「近代日本画の祖」とも呼ばれています。

 このたびの展示品は、アメリカ合衆国のボストン美術館が所蔵する芳崖晩年の作品を複製したもので、高精細印刷により原画を忠実に再現したものです。
 梅の古木の幹と枝が、画面からはみださんばかりの勢いで鋭く弧を描き、輝く月を取りまいています。かつてこの図は、梅の幹を杯に見立て、そこに満々と注がれた美酒に月が映る様にも例えられています。明治という新時代に狩野芳崖が投じた「妙想」(理想の光景を思い描いてかたちに表す試み)のありようをうかがい知ることができる作品です。



〔展示期間〕
平成30年1月4日(木曜日)~2月9日(金曜日)


 これまでの展示

期間 展示内容
2017年
11月13日~12月27日
上田久之《ラジオを聞く女》
2017年
10月3日~11月10日
関門橋を描いた現代版画
2017年
【前期】7月31日~9月1日
【後期】9月4日~10月2日
特別展関連展示
杏橋忠次郎の植物画
2017年
6月26日~7月24日
現代版画―モノクロームの表現
2017年
【前期】4月24日~5月26日
【後期】5月29日~6月23日
フランスの世紀末ポスター
【前期】テオフィル・アレクサンドル・スタンラン《猫》
【後期】ウジェーヌ・グラッセ《装飾美術展ポスター》
2017年
3月21日~4月21日
香月泰男の版画~春の花といきもの~
2017年
2月6日~3月17日
特別展関連展示 装幀家としての岸田劉生
~『劉生図案画集』(大正10年)より~
2016年12月26日~
2017年2月3日
池上 秀畝《双鶏・両兎図》
2016年
11月29日~12月21日
サラ・ブレイヤー《夜の真珠(関門橋)》
2016年
10月18日~11月25日
狩野芳崖《谿間雄飛図》(複製)
2016年
8月23日~10月14日
植木茂《トルソ》
2016年
8月2日~8月19日
「山の日」制定記念/期間限定公開
「高島北海が描いたロッキー山脈」
2016年
6月28日~7月29日
伊東深水《浴後》
2016年
4月26日~6月24日
特集「赤間硯の世界 堀尾卓司・堀尾信夫父子と一門の仕事」
2016年
4月4日~4月22日
狩野芳崖《朝陽遊牧図》/橋本雅邦《夕陽帰牧図》
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